現在所属しているサッカーチームのジュニアユース(中学生年代)への昇格が叶わないとわかってから4ヶ月。ようやく息子の進路が決まりました。
ジュニアユース進路決定まで、セレクションに挑み続けた4ヶ月
所属チームにもサポートいただきながら、進路についてひたすらリサーチを重ねました。各チームの特徴、練習場所、指導方針、戦績、セレクションの日程などを調べ、いつどのチームを受けるのかを決めていきました。セレクションは一度で合否が決まることは少なく、複数回の選考が設けられていることも多いため、毎週のように練習会やセレクションに足を運びました。選考内容は体力測定、技術チェック、練習試合、面談などさまざま。練習試合では希望するポジションで出場できなかったり、初めて顔を合わせるメンバーとの連携がうまくいかなかったりと、思うようなプレーができないこともありました。時にはコーチから声をかけていただいても、受け答えがうまくできず、入団への意欲を十分に伝えられなかったこともありました。練習試合でも他の選手にボールを譲ってしまうなど、自分を十分にアピールできないまま不合格になることが続きました。どこを受けてもなかなか進路が決まらず、世間がワールドカップで盛り上がっている間も、本人はひたすらセレクションに追われる日々。心から楽しむ余裕は全くありませんでした。
第一志望の不合格、それでも続いた進路探し
やがて、遠方のサッカーチームにも目を向けるようになりました。当時、最も心を惹かれたチームは、自宅から数時間かかる場所にありました。そのチームを第一志望とし、家族にも協力してもらいながら、夫婦で同行して前泊することにしました。しかし、現地に到着してから、自宅に忘れ物をしていたことが発覚。絶対に必要なものではありませんでしたが、とにかく後悔だけはしたくなくて、私一人で長時間車を走らせて取りに戻りました。今となっては、それも良い思い出です。どうにか合格してほしい、その一心でサポートしましたが、練習試合では思うように活躍できず、最後の面談でも緊張で声は小さく、回答に詰まってしまい、最終的に選ばれることはありませんでした。このチームで再出発しようと親子で気持ちを固めていただけに、ショックは相当なものでした。それでも、落ち込んでいる余裕はありませんでした。次のセレクションが控えており、気持ちを切り替えて準備をしなければなりませんでした。我が家では、子どもたちの予定をホワイトボードに書き込んでいるのですが、セレクションについては、受け終わると同時に予定表から消すようにしていました。不合格だった場合に、終わった選考の記憶に気持ちが引っ張られてしまうことを、少しでも避けたかったからです。
親としてできることを考えた日々
将来どうなりたいのか。そのために中学生の間に何を成し遂げたいのか。中学3年間をどのようなチームで、どのように過ごしたいのか。息子には何度も問いかけ、自分自身で考えてもらう日々でした。一方で、私自身は途中で何度も心が折れかけてしまい、「もうプロを目指さず、趣味としてサッカーを続けるのでも良いのではないか」と、何度も口にしてしまいました。挑戦を応援する一方で、諦めることを勧めるような言葉もかけてしまう。親として矛盾したメッセージを送っていないか、夫とも何度も話し合いました。長い夏休みが終わっても、息子の進路はまだ決まりませんでした。
夏休み中は一旦セレクションが落ち着くものの、毎日のように練習が続き、さすがに気が滅入ってしまうだろうと思い、急遽幼馴染の友達に泊まりに来てもらいました。一緒にご飯を食べたり、ゲームをしたり、夜には花火を楽しんだりと、本当に楽しい時間を過ごせたと思います。来てくれた友達は、息子にとっておそらく生涯の親友で、本当に感謝しています。私にできることは、サッカーの送迎に加えて、しっかり食べさせて十分に寝かせて、体をつくるための環境を整えること。そして練習の合間には息抜きの機会をつくり、心身ともに休ませることだと考えました。プールに連れて行くなど、小学生最後の夏休みを少しでも楽しんでもらえるよう努めました。また、過去にお世話になったチームやコーチのもとを訪ね、話を聞いていただいたりアドバイスをいただいたり、時には個別にレッスンをしていただくこともありました。親身になって熱心に支えてくださった方々には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。息子だけでなく、私たち親も本当に支えていただきました。
ようやく決まったジュニアユースの進路
そんな中、新たに紹介していただいたチームのセレクションに挑戦し、ようやく息子らしいプレーを見せられるようになりました。そして、念願の合格通知をいただくことができました。その後もいくつかの選択肢を検討し、最終的に息子自身が納得できるチームへの進路を決めました。長かった進路探しに、ようやく終止符を打つことができました。
進路決定、そして半年後の巣立ちへ
もちろん、進路が決まったからといって練習が終わるわけではありません。日々の練習に励み、自分の課題と向き合い続けることに変わりはありませんが、これからは放課後に友達と遊んだり、ちょっとした息抜きの時間を楽しんだりしてほしいと思っています。進学先は自宅から離れているため、息子は寮生活に入ることになります。高校生年代に進む際には、再び進路を考えなければなりませんが、まずはこれからの中学3年間を充実したものにしてほしいと思います。あと半年で、息子は親元を離れて暮らし始めます。身の回りのことも、これからは自分で行わなければなりません。残された半年間で少しずつ生活に必要なことを教え、自立に向けた準備を進めていきたいと思います。
振り返れば、あっという間だった12年間
生まれたばかりの三女のお世話をしながら、改めて感じるのは、長男が生まれてからの約12年間があまりにもあっという間だったということです。乳児期には、何をしても泣き止まず、深夜に1時間おきに起こされ、抱っこ紐で夜道を歩いて寝かしつけ、ようやく眠ったと思って布団に下ろすと「背中スイッチ」が発動。YouTubeの泣き止ませ動画にも頼る日々でした。幼児期には、お友達に手が出てしまったり、道路に飛び出すように走ってしまったりと、まったく目が離せませんでした。オムツが外れても時折おねしょをするので、防水シーツが手放せず、日々叱ってばかり。お友達とのトラブルで謝りに行った時には、申し訳なさと辛さでいっぱいになり、「早く大きくなってほしい」と思うことも何度もありました。それでも、気がつけば小学生になり、小学校に入学してからの時間は、さらにあっという間に過ぎていきました。次女についても、ついこの前まで赤ちゃんだったはずなのに、いつの間にかランドセルを背負って一人で学校に通い、一人で習い事に行ったり、お友達の家に遊びに行ったりするようにもなりました。あれほど大変だったはずなのに、今となっては当時の苦労の記憶がほとんどないことに驚きます。三女の育児を通じて、あの頃をもう一度体験させてもらっているような感覚です。ベビーバスを使うのも今回で4回目。4人とも同じベビーバスで沐浴させてきました。写真は残っているのですが、沐浴をさせている自分自身の動画はありません。だから今回は意識して動画も撮るようにしています。もちろん、長男の写真や動画も、これまで以上に残すようにしています。
先日は連合運動会の応援に行きましたが、以前所属していたサッカーチームの仲間たちとも久しぶりに会うことができ、保護者同士もまるで同窓会のようで、とても楽しい時間を過ごしました。子どもたちを通じて、第二、第三の青春を味わわせてもらっているのだと実感します。
子育ての「今」を大切にしたい
「あっという間に大きくなってしまうから、大変だろうけれど今を楽しんで」子育て中によくかけられるこの言葉は、振り返ってみると本当にその通りなのだと思います。とはいえ、当時の辛さや大変さもまた、紛れもない事実です。だからこそ休める時にはきちんと休み、預けられる時には預けて、家事をお願いできる時にはお願いする。どうしても頼れる人がいない時には行政にも相談する。何もかも一人で抱え込まず、適度にリフレッシュしながら、日々の子育てに向き合っていけたらと思います。家族6人が同じ食卓を囲めるのも、あと半年。その半年も、きっとあっという間に過ぎてしまうと思います。だからこそ、何気ない日常を大切にしながら、長男には最後の小学校生活を思いきり楽しんでもらいたい。そして、親元を離れて新たな一歩を踏み出すその日まで、できる限りのサポートをしていきたいと思います。
