早いもので今年も残すところ3か月程となりました。100話目となる今回は、事業の目標管理と健康管理についてについてお話しします。
具体的な事業計画と定期的な予実管理を
まず、1〜3年の事業計画を立てましょう。最低でも1年分は作成することをおすすめします。売上、仕入れ、外注費、人件費、家賃、設備投資などについて、大まかで構わないので数値とアクションプランを考えましょう。
売上計画は、最も時間をかけて検討しましょう。既存のサービス(商品)をそのまま継続するのか、提供するサービス(商品)を見直し、継続・削減をするのかの判断をします。新サービス(商品)の開発についても時間、お金、人の投入について計画をします。
仕入れや外注費については、単価の見直しや内製化を検討し、外注費を削減するかどうかを考えます。利益率を良くするためにはどう行動するか。得意でない分野は、外注先へ依頼するかどうかを考えます。
人件費については、現在の従業員で経営を続けるのか、または増員・削減を検討し、最適な人員構成を考えましょう。従業員との面談から今後の仕事の方向性を考えてみてください。
家賃については、今の家賃が適正か?最近家賃は上昇傾向です。テレワーク等を活用し、家賃の安い事務所を検討することも大切です。
設備投資については、自社ビル購入。M&Aの金額、機械装置や車両の購入、PCの購入等事業に必要な設備投資額を計画します。
資金繰りについても計画を立てます。中小企業では銀行からの借入が重要な資金繰り対策になります。借りる金額、借りるタイミング、借入期間、金利を考えます。
会社の経営理念と事業計画がリンクしているかどうかも確認してください。
従業員へどんな仕事をして社会に貢献するかを経営者が伝えると良いと思います。
計画目標は具体的かつ簡潔にまとめましょう。
一番大切なのは予実管理です。実務では事業計画通りにはなかなかいきません。予算と実績の差異を把握し、その改善点を考えるのが大切です。計画を立てるだけでなく、その後の予実管理も忘れないでください。四半期のタイミングでも良いので予実管理の確認をすることがコツです。
健康管理も事業継続の秘訣
年齢とともに健康管理の重要性が増します。若い時は、あまり運動をしなくても健康体でいられたかも知れませんが、年齢が上がるとそうもいきません。
私個人の例になりますが、健康管理で注意している事項を以下に挙げてみます。
- 食事
腹8分目にする。基本的に和食を中心にし、小麦や砂糖などの食材にも気をつけています。一方で、あまり神経質にならない点もコツだと思います。 - 運動
短い時間でも毎日コツコツする。忙しいときでも、気分転換に散歩をするよう心掛けています。(座る時間が長い場合は、立って仕事をするのも良いと思います)。ジムに通う。 - 睡眠
睡眠時間の確保も大切にしています。個人差があると思いますが、規則正しい就寝を心掛けましょう。私は早いときは21時に就寝し、翌朝4~5時に起きます。 - 腸活
年1回受診する。歯の検診や緑内障検査もおこないます。私は6月に健康診断を必ずします。(仕事の閑散期が良いです)。 - 体重管理
毎日体重計で確認します。 - 腸活
腸に良いものを食べる。 - 趣味
仕事以外の興味が持てる趣味を楽しむ。
他にも健康管理方法はありますが、ご自身の合う方法で健康管理をしてください。
冒頭でも触れましたが、今回のコラムで100回目となりました。今後も、さっと読めて一つでも役立つコラムを書いていきます。
いつも読んで頂きありがとうございます。