6週間の夏休み、あっという間に半分が終わりました。10歳、8歳、5歳を抱えての夏休みは本当に大変で、起きてから寝るまで、分単位で行動しており、本当に日々目が回っています。ですが、こうして子供達と一緒に夏休みを過ごせるのは、残り10回ないかもしれない。なので、できる限り充実した日々と、できる限り楽しい思い出を作りたいと思い、日々奔走しています。
分刻み!時短在宅ワーママの、子どもの夏休み中のリアル
毎朝5時半前後には起床、業務委託元のお客様とのオンラインでの朝会が始まる前に、片付け、洗濯、朝食の準備に取り掛かります。本当は4時台に起きられれば良いのですが、なかなか起きられず。息子は朝食後にサッカーの朝練に行くので、終わって休憩した後は夏休みの宿題や市販のワーク、長女と次女は朝食後にワーク。と言っても、集中できるのは30分間程度で、結局つきっきりで見ないと何もしないので、仕事の合間を縫ってなんとかやらせています。兄妹揃うとずっとふざけて騒がしく遊んでいます。仕事にならないので、長女には解放している学校に行ってもらうこともありました。あっという間にお昼で、長女が学校で過ごす場合は、朝食前にお弁当の準備も必要です。お昼を食べさせてからは、また自分が仕事しつつ、子供達の習い事の送迎、掃除、片付け、夕飯作りと進めていると、あっという間に19時に。本当に毎日が早く、夏休み中の記憶は毎年ほぼありません。息子のサッカーでは遠征もあったので、遠征先でも貸与PCとポケットWi-Fiとイヤホンマイクを持ち込んで仕事をしておりましたが、場所が田舎の広大な公園敷地内となると、そもそも電波が入らなかったり、PCの充電があっという間になくなることも。事前にコワーキングスペースを押さえておく必要があると痛感しました。車内でも何度か仕事はしておりますが、やはり机がないと作業し辛いです。
20年後の自分と家族が笑顔でいるために、忙しいときこそ立ち止まって
夏休み、親族に会う機会があったのですが、20年以上人生の先輩である彼らが口を揃えて言うのは「本当に大変だけれども、本当にあっという間。通り過ぎてみると、とても幸せな記憶」とのことでした。「だから頑張って」と言われると、ああこんなに頑張っているのに…と辛くなってしまうのですが笑、彼らには振り返った時の充足感と幸せだったなという思い出に併せて、ほんの少しの後悔があって、そういった言葉が出るようです。そして特に男性側に多いのですが、「先は長くないから今を大切にしてほしい」とのこと。60代以上にもなると、人それぞれ様々な不調を抱え始めます。自由に体を動かせるのは今しかない、といった焦りもあるようでした。
自分は今40歳で、主婦業傍ら6割稼動で仕事に従事しておりますが、偶然出会えた今の仕事が楽しくて仕方がありません。やり甲斐があり、深夜だろうが早朝だろうが空き時間ができれば、ふとPCに向かってしまいます。子供達はそんな私の意向をわかっているので、今は邪魔されなくなりましたが、夏休み旅行中、ふと長女に「ママは仕事しない方が良い?」と聞いてみました。すると「しても良いけど、もっと抑えても良い」とのことでした。もちろん家族の生活のために仕事をしています。ですが、自分がしたいこと、自分がやるべきだと思っていること、家族に望まれているであろうことは、それぞれ何なのか。これだけ忙しさを極めているからこそ、一度立ち止まって、本当に合致しているのかを振り返る必要があると思いました。何のために正社員を辞めてフリーランスになったのか。10年後、私は50歳、子供達はうち2人は成人します。20年後は60、30、28、25歳になり、先程話を伺った先輩達と同じくらいの年齢に自分がなり、おそらく何らかの不調を抱え始めたとしたら。どのような自分でありたいか、どのような家族・親族でありたいか、20年後の自分と家族、親族が笑顔でいるため、今私が本当にしなければならないことは何か、優先順位を履き違えず行動する必要があると思い、今旅行先で振り返っている最中です。
夏休みの残りの3週間。前半は必要以上に自分を追い込んで慌ただしくしてしまいました。後半は家族とゆったり、穏やかに丁寧に時間をかけて、自分も家族も楽しい3週間にしたいと思います。